歯周病治療

歯がボロボロな方の為の歯周外科治療

歯周病治療の「セカンドオピニオン」対応の歯科医院

歯がボロボロな方の為の歯周外科治療当院では、歯がボロボロな状態の重度歯周病の方の治療にも対応可能です。他院での診断に不安がある方はお気軽にご相談ください。歯周外科手術(自費)を行い、健康な口元に回復させましょう!

歯周外科治療の種類

当院は、下記の歯周外科治療に対応しています。

CTG(歯肉結合組織移植術)

口蓋(上顎の裏側)から採取した歯茎の一部を、歯茎の量が少ない箇所に移植する処置です。結合組織とは、上皮組織・結合組織・骨膜の3層からできる歯肉の一組織のことを指しています。歯肉が退縮している部分や歯を失った後にできる歯槽骨の堤状の高まりである歯槽提(しそうてい)に結合組織から歯肉を移植します。

メリット
  • 歯肉の厚みを増やすことができる
  • 被せ物の見た目がより美しくなる

FGG(遊離歯肉移植術)

CTG(歯肉結合組織移植術)と同様、口蓋(上顎の裏側)から採取した歯茎の一部を、歯茎の量が少ない箇所に移植する処置です。結合組織に加えて上皮組織の合わせた2層を移植する処置で、歯の根の周りがない場合に適応される場合が多いです。インプラントを長持ちさせることにも効果的であると言われています。

歯周組織再生治療(エムドゲイン)

歯周病によって破壊されてしまった歯茎や骨(歯周組織)をエムドゲインゲルという薬剤を塗布することで再生を促す治療方法です。

クラウンレングスニング(歯冠長延長術)

歯が歯茎の下まで大きく欠けてしまっている場合に、歯茎と骨の位置を整えて被せ物を作れる状態に改善するための処置です。抜歯を回避できます。

歯周外科治療の料金

当院では、基本の歯周病治療はもちろん、外科処置が必要な重度歯周病治療にも対応していますので他院で抜歯と言われてしまった方も一度ご相談ください。外科治療・歯周再生療法を適用することで歯を残せる可能性はあります。治療費用も掲載していますので参考にしていただければ幸いです。

歯周外科治療の料金

基本歯周病治療メニュー

ブラッシング指導

ブラッシング指導ブラッシング指導とは、正しい歯ブラシの持ち方から磨き方のクセ、歯並びまで考慮した正しい磨き方をアドバイスすることです。歯周病治療を行う際は、定期的な歯のクリーニングに加えて自宅での正しい歯磨きが欠かせません。しかし、正しく磨けているつもりでも磨き残しがあるケースが多いため、定期的にブラッシング指導を受けてセルフケアの質を保つ必要があります。

スケーリング

スケーラーという器具で歯垢や歯石を取り除く処置です。

ルートプレーニング

ルートプレーニングは、歯周ポケットの奥にある歯垢や歯石をキュレットと呼ばれる器具で取り除き、歯根の表面をなめらかに磨きあげて歯垢の再付着を防ぐ処置です。

PMTC(歯のクリーニング)

PMTC(歯のクリーニング)PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略称で、歯科医師や歯科衛生士が専門器具を用いて歯垢や歯石、バイオフィルムを取り除く歯のクリーニングのことです。歯磨きでは落としきれない汚れも徹底的に落とせるため、むし歯や歯周病の予防に役立ちます。また、歯垢・歯石は不快なにおいの原因のため、口臭の軽減も期待できます。

歯がグラグラする・歯が抜ける『歯周病』

歯がグラグラする・歯が抜ける『歯周病』歯周病とは、歯垢にすみついた歯周病菌が毒素を出して歯茎や歯槽骨を破壊する病気です。歯と歯茎の境目の歯周ポケットに汚れが溜まると、そこにすみついた歯周病菌によって歯茎が炎症を起こし、歯周ポケットが深くなります。そうすると、歯を支える歯槽骨まで溶かされて、やがて歯がぐらつくようになり抜けてしまうのです。 歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどないため、気づいたときには歯茎・歯槽骨の破壊が進んでいるケースが少なくありません。
日本人の成人約8割が歯周病かその予備軍といわれているほどに身近な病気です。歯磨きのときに歯茎から出血する、歯茎が赤く腫れている、口臭が強くなったなどの症状は歯周病のサインのため、なるべくお早めに当院までお越しください。

歯茎が下がる歯肉退縮の原因

歯茎が下がると、知覚過敏を起こしやすくなったり、物が挟まりやすくなったりします。また、審美面においても歯が長くなったように見えるため悪化するほどに気になるでしょう。最終的には、歯が抜けてしまいます。歯肉退縮が起きる原因としては下記の内容が挙げられます。患者様によって異なりますので、一度ご来院ください。丁寧にカウンセリングと診察をさせて頂きます。

歯周病

歯茎が下がったと感じる場合は、ほとんど歯周病が原因です。歯茎に細菌が入り込み炎症を起こしたまま放置していると、顎の骨の歯槽骨まで溶けてしまい歯が抜けることもある恐ろしい病気です。日本人の8割が罹患すると言われていますので、日頃から歯医者やご自宅でメンテナンスすることをおすすめします。

歯磨きの力が強すぎる

毎日歯磨きを行うことは、むし歯や歯周病を予防する上で重要です。しかし、ブラッシングの力をかけすぎると歯茎を傷つける原因になります。そうなると、歯肉退縮が起こりやすくなりますので適度の力で歯磨きをしましょう。当院では、定期検診で歯磨き指導も行っておりますので、分からないことはお気軽にご相談ください。

歯石・歯垢が溜まっている

歯のメンテナンスを怠ると、歯と歯の隙間や歯茎に歯石や歯垢が溜まります。口腔内が不衛生な状態は、歯茎にも悪影響ですので日頃の歯磨きや歯科医院での歯のクリーニングで口腔内を清潔に保ちましょう。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、歯と歯茎にも余計な力が働いてしまうため負担が大きくなります。その結果、歯が欠けてしまうだけでなく、歯茎も炎症を起こす可能性があります。最終的に歯肉退縮が起きてしまいますので、早めに改善することをおすすめします。

悪い歯並び・咬み合わせをしている

歯は支え合って機能しています。悪い歯並びや咬み合わせを放置していると特定の歯だけでなく歯茎にも悪影響が及びます。矯正治療で正しい歯並び・咬み合わせに導くことで歯茎が下がることを予防できます。また、歯並びの見た目は問題なくても、咬み合わせが悪い場合もありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

詰め物・被せ物が合っていない

むし歯治療後に行う詰め物・被せ物が合っていないと咬み合わせが不自然になります。それだけでなく、強く噛んだ時の負担が特定の歯に集中することから歯茎にも悪い影響があります。患者様に合った詰め物・被せ物治療を行うことが必要です。

爪を噛む癖がある方

日常的に爪を噛む癖がある方は、なるべくしないように心掛けが必要です。爪噛みを甘く捉えないことで、歯茎を健康に保ちます。

タバコ・喫煙者の方

タバコに含まれるニコチン・一酸化炭素には歯茎の血流を悪くする作用があるため歯周病のリスクを高めてしまいます。歯肉退縮を加速させる原因になりますので、なるべく禁煙して頂くと歯周病予防につながります。

歯周病の進行段階

歯肉炎

歯周病の進行段階

歯肉炎は、歯周ポケットの深さが3mm以内で、歯茎に炎症が起きている状態です。歯磨きのときに出血しやすくなります。

軽度歯周炎

軽度歯周炎

軽度歯周炎は、歯周ポケットの深さが4mm〜で、歯槽骨が溶け始めた状態です。冷たい水がしみる、口臭が強くなるなどの症状が現れます。

中等度歯周炎

中等度歯周炎

中等度歯周炎は、歯周ポケットの深さが6mm〜で、歯槽骨の半分程度が溶けた状態です。歯が浮くように感じたり口臭がさらに強くなったりします。

重度歯周炎

重度歯周炎

重度歯周炎は、歯周ポケットの深さが8mm~で、歯槽骨の3分の2以上が溶けた状態です。歯の揺れがひどくなる他、歯茎が下がって歯の根っこが露出し、歯が長くなったように見えます。さらに、歯周ポケットのあたりから膿が出ることで、口臭がより一層強くなるケースも少なくありません。放置すると歯が抜け落ちる恐れがあるため、早急な治療が必要です。

早期発見・早期治療のためにメンテナンスが重要!

歯を傷つけにくい「エアフロー」対応

早期発見・早期治療のためにメンテナンスが重要!歯周病は、歯垢や歯石を徹底的に落として清潔な口腔内を維持すれば防げる病気です。しかし、正しい歯磨きができていないために、歯垢や歯石が歯に長期間付着し続けてしまうケースが少なくありません。また、セルフケアの質を高めても、清潔な状態を保つことには限界があります。そのため、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けて歯垢や歯石を徹底的に落とすことが重要です。当院では、患者様の歯の健康を生涯にわたりお守りするために、的確な治療、アドバイスを心がけております。歯周病になっていない方も定期検診を受けることが大切ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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